といった御紹介で多くの方に来院して頂いております。
初めて治療を受ける前にチョットだけ3つの事
・信頼関係
・当院の治療方針
・「痛み」って何なの?
についてお話しさせてください。
初めての治療、緊張しますよね。
治療者側も患者様を一生懸命観察しますが、患者様もこの治療者に大切な身体をまかせてよいかな?と半信半疑の部分あるでしょう。
当院は丁寧な説明を心がけております。
不明な部分や不安な事はどうぞ御質問下さい。
現在の御自分の症状がどういう状態から起きているか、少しでも納得して治療に臨むことはとても大切な事で、改善する為の大きな一歩です。
現在の日本では、テレビや雑誌などで、骨のズレや骨盤の歪みが万病の元の様にまことしやかに紹介されております。実はそれは結果であって原因ではありません。
身体が歪むのは、筋肉のバランスがうまくとれていないからでしょう。
筋肉は適度の緊張があれば、きちんと支えもし、動かすことも可能です。もちろん痛みも発生しません。その緊張をコントロールするのは、神経の働きが過剰か過少に片寄っているかですね。
神経系が適度に筋肉をコントロールできれば、結果として身体の歪みも是正されます。しかし、何度も言います。重要なことは身体の形を揃える事ではありません。
あくまでもツライ多くの症状を軽減する事が目的です。
神経伝達が本来のあるべきコンディションを取り戻し、その先にこそ症状の軽減はあると思います。当院では、神経系の働きの改善に2つの治療法を主にしております。
国際疼通学会(IASP)では、「痛み」を「不快な感覚、情動の体験で、組織損傷のあるもの、又は可能性のあるもの、そのような組織損傷があるような言葉で表現されるものがある。」と定義する様に、身体的でもあり、心理的な面もある。痛みの二様性を強調しております。ここでは、いわゆる外傷(ケガ)で痛みの受容器が脳へ痛み信号を送るものは除外しましょう。
和光堂で見られる多くのケースでは、神経の緊張(過剰防衛タイプ)の前後に見られる血管の収縮、拡張時の際に起こる痛みが多いようです。
又、神経には痛みの伝達を抑制する働きのものもあります。抑制神経の機能がうまくいかないと、通常では感じなくても良いレベルの痛みも伝わってしまいます。
この抑制のバランスを整えることも、和光堂の治療の大切な部分です。
痛みはその時の身体のコンディションを教えてくれる大切な信号であり、メッセージなのです。でも「痛み」はツライですね。
和光堂では、ご本人も気づかなかった痛みを起こす原因を心理的な要素の強いものには「心身条件反射療法」、神経の過剰防衛傾向のものには「アクティベーターメソッド」でより本質的な部分へ近づく様な施術を行っております。